CASE.002 個と集合体 それぞれを同時にデザインする

各棟ごとにテーマを設定した分譲住宅計画。

 

テーマは「トラディショナル」「木の家」「モダン和風」「壁面緑化」など。

全体のマスタープランは緩く設定し、各棟担当の建築家が計画案をミーティングに持ち寄る。

ミーティングでは、各案や棟どうしの関係について議論していき、全体としての街のあり方へとフィードバックしていく。

そのプロセスを繰り返すことにより実現した全体は、個としてのアイデンティティを持ちながら、集合体として重層化されたアイデアが織り込まれた豊かな場所の連なりとなった。

 

ここでは、入居者達によるバーベキューなどのイベントが中央の広場で定期的に行われているという。